自分自身が小学生で中学受験をした頃の算数の勉強方法は、ひたすら算数は与えられた課題 を解くというものだった。
だから、算数はどちらかというと、嫌いではなかったが、好きでもな く、苦手科目でもなかったが、得意科目ではなく、図形分野に関しては、どちらかというと苦手 であった。
そして自分の中では、なぜこんなに時間をかけている科目なのに得点源にならない のか小学生の自分自身にわかるはずもなくジレンマであった。
ただ、今なら、なぜ自分の算数の力が思うように伸びなかったかがわかる。 それは、小学生の頃は算数がもっと簡単だと思っていなかったから…。
だからこそ、生徒や皆様に知ってもらいたいこと…。
算数とは(全科目共通ではあるとは思うが)、ある程度の練習をして、ある程度の問題のパター ンをしっかり覚えれば、ある程度の力は身につく。
ただそのやり方では、正直、算数を得点源に しようとすると、1日のうち算数にかける時間が相当増えることとなる。
では、どのようにすれば、算数にそこまで時間をかけずに、算数を伸ばしていくことができるのか。
それは、まず算数を少しでも面白いと思い、簡単にできる科目であると感じること。
そのためには、算数をただの作業と思わせないことが重要である。 そして、1問解くことによって、他の違う問題も解けるようになること。
同じ1問解くにあたっても、2つのやり方をしっていれば、2問違う問題が解けるようになるが、 1つのやり方でしかできないと、その1問しか解けないので、次につながらないのである。
効率的に解くことによって、解く時間が短縮され、自分で考える時間も増え、解ける問題数が 増え、点数が出てくることによって、算数が楽しくなる。
これが、算数の勉強法と思われる。
当sugo6juku の算数科のモットーは、いかに簡単に、いかに次につながるか、いかに楽しく である。